おはようございます。
今日は夏らしいカラッと晴れた日になりました。
昼過ぎには35℃以上になるみたいです。
くれぐれも熱中症には気をつけましょう!
さて、昨日まで3回にわたって弊社商品をご紹介させていただきましたが、昨日のホームページアクセス数がいつもの倍位になっていました。
すごく嬉しいです。
今後も皆様に見て読んでいただけるホームページ作りを心がけていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
今日ご紹介するのは「鮎の甘露煮」です。
実は弊社としては歴史が浅く、初めて30年ちょっと位です。
今までご紹介してきました小魚は、真空にすると堅くなり味が落ちてしまう為、量り売りで真空にせずに販売しています。
ですが鮎は真空にしても堅くなったりしないので、こちらは1尾づつ真空包装にしています。
この為、日持ちを気にせずに味付けが出来ています。
具体的には、頭から骨ごと食べられる位に柔らかいのに、あっさりめで上品な味付けになっています。
弊社の佃煮の特徴でもあるのですが、水飴を使っていません。
佃煮がべたついたり、触感が悪くなるのを嫌って使いません。
通常、醤油と砂糖と味醂と生姜を使いますが、甘露煮には日本酒も使います。
ちなみに佃煮は保存食ですので、水を嫌います。
水は一切使用せずに炊き上げます。
これらの調味料を使い、あっさりめに炊き上げています。
炊き上げる時間は、「甘露煮」と名がつく商品の中では郡を抜いて短いと思います。
そして味わいもあっさりと上品な味付けで、他にはない唯一無二の商品だと思っています。
3年位前に国内大手の航空会社のケータリングサービスの総料理長さんに試食していただく機会があったんですが、すごく気に入っていただいて、とんとん拍子に話が進み、ねだんを伝える前に国際線のビジネスクラスの機内食に採用が決まった事がありました。
たまたま時期や事情がお互いに合ってそうなったんだとは思いますが、「値段」ではなく「味わい」を評価しての事と感じ、すごく嬉しかったです。
お店でよくお客様に「長良川で獲れた鮎?」ときかれますが、違います。
長良川の天然の鮎ですと、1尾の生の状態でも似た値段になると思います。
弊社は全国津々浦々の鮎を色々試した結果、岐阜県の森養魚場さんの「半天然」と呼ばれる鮎が郡を抜いて良かったので、それを使っています。
県産品にこだわりたいとの想いとも合致してこの鮎を使っています。
ただ、最近は愛知の鮎も良くなってきたと聞いていますので、試してみたいとも思っています。
毎年9月に入ると子持ちの鮎も入るようになってきます。
日本人は「魚卵」が好きですが、鮎も子持ちが出だすと、ほとんど子持ちばかり売れるようになります。
あと1ヶ月ほどで入荷しますので、お楽しみにお待ち下さい。
地元の子供たちへ「鮎はおいしいんだ」と知っていただく活動もしていきたいと想っています。
娘が通っていた保育園では、数年前から夏のお楽しみ会で鮎の甘露煮を使っていただいています。
ただ輪切りにしてだしたのでは食べ残しが多いので、「鮎ご飯」として出していただいています。
うなぎみたいに甘さがあって、形も見えないので食べやすいみたいで、みんな喜んで食べてくれています。
学校の給食にも出していただけるように提案をしていきたいと思います。
よくどうやって食べるの?と聞かれますが、そのまま食べていただいたり、
上記の通りご飯とタレごと混ぜて鮎ご飯にして、ひつまぶし見たいに薬味をのせたり出し汁をかけて食べるのも美味しいです。
またお蕎麦の上にのせて「鮎そば」にしても、あっさりとした味付けがお蕎麦の汁の味を損なわせず美味しいです。
他にも「こんな食べ方あるよ」って方はお教え下さいね。
岐阜の夏といえば「鮎」でしょ!
弊社では1尾のバラはもちろん、1尾のパッケージに入ったものや箱入りなど色々な形態でご提供しています。
この1尾のパッケージは
アメリカのデイラインアワードのサードプレイス、
アジアデザインアワードの銀賞
日本パッケージデザインアワードの銀賞
と世界中でデザイン性を認められて、賞をいただきました。
パッケージ代は決しておやすくはないですが、ギフトとしては秀逸なデザインだと確信しています。
お中元に。帰省のお土産に。また大切な方への贈り物に。
是非地元岐阜らしい商品をお贈りいただきたいと思っております。
ご自分用にもご賞味いただきたいと思います。
今回は今まで以上に長くなってしまいすみませんでした。
それほど想いが詰まっているんだとお許し下さい。
次回は・・・
弊社で一番歴史の浅い「あまごの甘露煮」のご紹介をしたいと思います。
お楽しみにお待ち下さい!