皆様、こんにちは。
角鍬商店の5代目の野田卓志です。
昨年末にHPを大幅リニューアルをしました。
しばらくブログをどうやって更新していいのかわかりませんでしたが、ようやく再開します。
佃煮の事や材料になる素材のこと、また季節のことなど色々書かせていただくつもりです。
是非ご覧下さい。
さて、リニューアル第1弾の今回は、改めて「角鍬商店」の事について書かせていただきます。
よく「なんて読むの?」と聞かれますが、「かどくわ」でございます。
農機具の「くわ」の漢字です。「かどくわ」の名付け親が「鍬二郎」でして、そこから一文字いただいて名づけられたようです。
岐阜県関市にお店があります。
江戸末期創業 角鍬商店 店舗外観
基本的に淡水魚の佃煮を製造販売しております。
例外として、昔から地元で食べられている「ヘボ(クロスズメバチ)」の佃煮もございます。
角鍬商店 佃煮 蜂の子 (へぼ)
製品は大きく2分されます。
まずは昔から代々続く佃煮。
「いかだばえ」や「もろこ」、「うるる」などです。
角鍬商店 佃煮 もろこ
もともとは江戸時代に保存食として広がった佃煮ですので、しっかりと醤油などで煮込みます。
こう書くとかなり甘辛いと想像されそうですね。
角鍬の佃煮は、昔ながらの醤油・砂糖・味醂・生姜のみを使い炊き上げています。
水あめを使わず、添加物も加えず、生姜を割りと効かせた味わいは、角鍬商店独特の味わい。
しっかりとした懐かしい味わいなのに、あっさりとしていて魚の臭みも皆無。
またべとつかずふっくらとやわらかい口当たりに仕上がっています。
小さなお子様からお年寄りまで安心して召し上がっていただけます。
そして4代目からはじめた「鮎の甘露煮」。
角鍬商店 鮎の甘露煮
昨年度にはついに「あまごの甘露煮」も販売を開始しました。
角鍬商店 あまごの甘露煮
甘露煮は真空包装の利点を活かし、かなりあっさりとした上品な味付けにしてあります。
骨ごとまるごと食べられるのに、魚の味もしっかり味わえる上質な味付け。
大げさに思われるかもしれませんが、佃煮の概念を覆すくらい独特で上質な味わいに仕上がっています。
その味わいは日本国内の大手航空会社の国際線ビジネスクラスの機内食に採用されたこともあるくらいです。
5代目の愛情と魂を込めた渾身の佃煮を是非一度ご賞味下さい!
佃煮シリーズは量り売りとなっておりますので、店頭にお越しいただければご試食いただけます。
お近くにお寄りの際は、是非お寄り下さい。
今回のホームページリニューアルを契機に、更新頻度も上げていきたいと思います。
次回は鮎の甘露煮について書きたいと思います。
お楽しみに!